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モバイルでもライブチャット

ライブチャットが必要な「シーン」を考えてみましょう。誰かと「コミュニケーションをとる」ということのために選択できる方法はさまざまなものありますが、その中で何故ライブチャットなのかを考えてみるのです。すると、「モバイル」での利用もやはり必然なのではないでしょうか。

ライブチャットでは顔と顔を見せあいながら音声でコミュニケーションをとることができます。もちろんテキストベースでのコミュニケーションも可能です。必要に応じて添付ファイルを送りあったり、参考Webサイトのアドレスを提示したりすることも可能なのです。そのようなライブチャットがまず役に立つのは間違いなくビジネスシーンです。ビジネスにおけるコミュニケーションは、それ自体が売り上げや利益を大きく伸ばすことができる行為です。逆に、コミュニケーションのタイミングを逸してしまうだけで、大きな損失を生むことも考えられるのです。

ビジネスにおいては「コミュニケーション」が必要な状況は多々考えられるのです。出張先からコミュニケーションをとったり、緊急時には外出先や自宅からコミュニケーションをとったりなどです。そのようなさまざまなシーン、必要なコミュニケーションは状況に応じて違うものです。どのような状況でどのようなコミュニケーションが必要なのかは、案件によって異なるものですが、その中でもパソコンが無い状態というのはおおいに考えられます。いつもパソコンがある環境にいるとは限らないからです。

そのようなさまざまな状態が想定される現実の利用シーンで、「モバイル」での利用もまた当然のように生まれるニーズなのではないでしょうか。モバイルとはここではスマートフォンやタブレット端末などの「パソコンではない」情報機器を指しています。それらの機器でライブチャットが可能になれば、さまざまな選択肢の中からライブチャットを用いる有用性が一気に高まるのです。

実際に現在でもモバイル端末でライブチャットは可能です。さらに、モバイルインターネット回線はその接続速度を一気に高速化しています。その中で「モバイルでライブチャットをしよう」という選択肢になかなかたどり着かないのも現状です。それはひとえに「使い勝手」によるものでしょう。実際は可能であるのになかなか優先的に利用しないのは、「可能であるが使い勝手が悪い」ということからです。

すでにモバイル機器でライブチャットなどを行うための下地はあるので、今後はよりわかりやすいインターフェース、より親しみやすいインフラとしてのパブリッシングが求められています。ライブチャットはまだまだ熟成されているとはいえないサービスです。一部のインターネットユーザーが用いているだけという状況です。それが「誰でも」というところまで昇華するためには、ひとえに「使いやすさを極める」という点だけではいけないのです。「みんなが使っているから導入しやすい」という点も忘れてはいけません。自分しか使っていないサービスでは、だれともコミュニケーションができないのです。「インフラ」と化すためには、「誰もが使っている」という状態が必要です。そのための宣伝努力、利用拡散のための努力が、サービス提供側には求められています。

モバイルでライブチャットが一般化するまで、あと一歩のところまできているのです。

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