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ファイル転送も思いのまま

ライブチャットはパソコンやその他の「情報端末」で行います。それらは「コンピュータ」であることには変わりがなく、高度な情報処理が可能です。高度な情報処理が可能な端末を、コミュニケーションのために使用しているということでもあります。

私たちはさまざまなアクティビティをコンピュータを用いて行なっています。コンピュータは私たちの考えなどを具現化したり記録したりすることにとても優れています。特定の機能に特化したアプリケーションを用いることで私たちはさまざまなデータをコンピュータ上に刻み、またそれを参照することで仕事を進めています。

現在ではありとあらゆるものがデータ化され、コンピュータ上に存在しています。「紙」の帳票がナンセンスと捉えられる時代になりつつあるのです。そのような中、さまざまなデータを取り扱うことは現代の「仕事」では当たり前のことであり、私たちの「常識」と化しています。何かの会議の資料も、データで存在します。どのような案件であれ、どのような仕事であれ、即物的なもので無い限りコンピュータと関わるのです。

コンピュータ上のデータを共有するためにはさまざまな手段があります。「印刷する」ということもひとつの手段です。データとして記録されている情報を「紙」という新たな媒体に焼き付けることで、手にとってそれを参照可能にするということです。「印刷」はそのデータを共有するためのひとつの有効な手段であるといっていいでしょう。会議の資料として「印刷」されたものを配布するという光景はよくみられるものです。

「会議」の際にひとつの資料を互いに参照して理解を深めるということは重要なことでもあります。リアルに集まれる、いわゆる本当の「会議」であれば資料は印刷してもいいのかもしれません。ですが、その会議がライブチャット上で展開される「オンライン」のものであった場合、資料を郵送でもしない限り、「紙」では共有出来ないのです。ビジネスシーンにおいての「資料」は、重要な資産です。「あとで見るから」という無責任なことではいけないのです。

会議に先駆けて資料のデータをメールで送るということも考えられますが、その場その場で必要となるものを矢継ぎ早に提示するとなると、リアルの場では「プロジェクター」などを活用するのが一般的ですが、オンラインの会議ではどうでしょうか。共通で見られるプロジェクターの代わりになるような機能が、ライブチャットに欲しくはないでしょうか。

利用シーンを想定すれば必要なものが自然と見えてくるものです。そして、世の中で提供されているものはただそこに「ある」だけではないのです。使えてこそ初めて意味があるライブチャットですし、個人間の限定的な利用よりもビジネスシーンでの利用の方に重きがおかれているものであれば、「ファイルを添付すること」はできて当たり前の機能です。オンラインで「会議をしよう」というニーズに応えるためには、リアルの会議の場で必要になるような機能がすべて必要です。リアルの場で必要になるようなことを代用できるような機能が必要です。そのような機能が実装されていればビジネスユースですし、実装されていなければ「使えない」ということになるのです。

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